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/ HyperLib 1997 Winter - Disc 1 / HYPERLIB-1997-Winter-CD1.ISO.7z / HYPERLIB-1997-Winter-CD1.ISO / オンラインウェア / BUS / NNF NiftyNews Server 1.2.sit / NNF NiftyNews Server 1.2 / NiftyNews Server Manual < prev    next >
Text File  |  1996-09-05  |  23KB  |  408 lines

  1.  
  2.  
  3.  
  4. ■はじめに
  5. Network NEWS Flash(NNF)とは全く新しいユニークな外観を持つMacintoshネットワークメッセージングシステムです。
  6. MacOS上で動作している全てのソフトウェアと独立した表示領域をディスプレイ画面の最下部に確保し、受信したメッセ
  7. ージをバックグラウンドでスクロール表示します。特急列車やビルの最上階に設置されている電光掲示板に流れるニュー
  8. スのように、メッセージが流れていくというものです。
  9. NNF Serverとはネットワーク上の全ての Network NEWS Flash にスクロール表示させるべき情報を提供するサーバーアプ
  10. リケーションの総称です。
  11. NNF Server の第1弾としてNiftyServe専用通信プログラム「ComNifty」の「ログファイル」を監視し、新聞社などが提
  12. 供する最新ニュースを抜き出してネットワーク上の全ての Network NEWS Flash アプリケーションに送り、文字が流れて
  13. いく電光掲示板のように表示させるニュースサーバープログラムを用意しました。それが NNF NiftyNews Server です。
  14. 以下に NNF NiftyNews Serverの動作システム図を示します。
  15.  
  16.  
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  30.  
  31.  
  32.  
  33. 【 Network NEWS Flash 1.0/1.1 はNNF NiftyNews Serverに対応していません。Version 1.2 以上をご利用ください 】
  34. 【 Network NEWS Flash がユーザ登録されていない場合には、サーバーから受信できるニュースの数が制限されます 】
  35.  
  36. ■目的
  37. 「ComNifty」はNiftyServeへの完全なオートパイロットが可能な通信プログラムで、様々な情報を自動的に取得してくれ
  38. る優れたソフトウェアです。このComNiftyを定期的に起動し、新聞社などがサービスを行っているニュースサービス専用
  39. のオートパイロットを実行させて得られたログファイルを解析し、その見出し部分をNetwork NEWS Flashに送って表示さ
  40. せようというものです。Nifty-Serveで行われているニュースサービスの内、比較的少ない文字数に記事を凝縮したもの
  41. を対象としています。例えば「毎日150文字新聞」「毎日新聞ヘッドラインニュース」など少ない文字数で概要が把握で
  42. きるニュースがNetwork NEWS Flashに適しています。
  43.  
  44. 同じような目的で、NNF NiftyNews Headliner というフリーウェアも用意されていますが、こちらは解析して得たニュースの見出しを同じマシン上で動作しているNetwork NEWS Flash にAppleEventを用いて送るもので、1台のMacintoshで
  45. 完結したシステムになります。この見出し送り先と方法が異なるだけで、ComNiftyの起動やニュースログの解析方法など
  46. は NNF NiftyNews Headliner と全く同じです。ニュースを個人的に利用するか、グループで利用するかに応じて使い分け
  47. てください。
  48.  
  49. NNF NiftyNews Server は 68030マシンと2400BPSのモデムの組み合わせでも快適に動作します。最近、あまり使われなく
  50. なってきているマシンをニュースサーバーとして復活させるのもいいかもしれません。
  51.  
  52. ■インストール準備
  53.         (ここでは毎日新聞ヘッドラインニュースを利用することを前提に説明します)
  54. NNF NiftyNews Server をインストールする前に、サーバーとするマシン上で「ComNifty」にニュース専用のオートパイ
  55. ロットを実行させるための設定の確認と環境の整備を行います。
  56.  
  57. 1.サーバーマシン上にニュースログファイルの保存場所となる専用フォルダを作成します。
  58.     以下の説明ではこの専用フォルダの名前を「news」とします。
  59.  
  60. 2.ニュース専用のオートパイロット設定をした「xxx.db」ファイルを用意し、名前を「NiftyNews.db」に変更します。
  61.     他の名前でも構いませんが、NNF NiftyNews ServerはComNiftyと同じ階層にある「NiftyNews.db」ファイルをデ
  62.     フォルトとして参照します。
  63.  
  64. 3.「NiftyNews.db」の設定について以下の点を確認してください。
  65.       Proceeeding...      「Timed Start」                    :ON
  66.                           「Access to」- addin            :ON(その他は全てOFF」)
  67.                           「Access to」- Diretion      :Down only
  68.                           「Logout:」                           :OnHook/Finderを選択
  69.       Terminal Options... 「Don't cut ctrl code」   :OFF
  70.       Text File...        「Auto-save capture」        :ON
  71.                           「Text file name:」             :「c・nif」+「Date&Time」
  72.       Folders...          「Recieve:」                 :「news」(上で作成したニュースログ専用フォルダを指定)
  73.  
  74.  
  75. ■インストール
  76. 1.NNF NiftyNews Server をサーバーマシンのニュースログファイルが保存されるフォルダにコピーします。
  77.     上記の説明では「news」です。
  78.  
  79. 2.NHL addin macros フォルダの中の「addin_MNE」を「ComNifty」と同じ階層にコピーします。
  80.  
  81. 3.NNF NiftyNews Serverのエイリアスを作成して、システムフォルダの中の「起動項目」フォルダに入れて下さい。
  82.     次回からサーバーマシンの起動時には自動的に動作を開始します。
  83.     
  84. 4.「ComNifty」をNNF NiftyNews ServerにDrag & Dropしてください。認識音が2回鳴れば、「ComNifty」と設定フ
  85.     ァイル「NiftyNews.db」の場所を認識できたことになります。これでNNF NiftyNews Server はバックグラウンド
  86.     での動作を開始します。1〜2分後に第1回目の「ComNifty」の起動が行われます。
  87.  
  88.   【注意】  Version1.1以前のNNF Eudora Headlinerを既にご利用の場合、NNF NiftyNews Server への
  89.             Drag & Drop ができないことがあります。この場合にはVersion1.2 以上のNNF Eudora
  90.             Headlinerをインストールし、古いバージョンを削除して、デスクトップの再構築を行って
  91.             ください。デスクトップの再構築はOptionKeyとCommandKeyをホールドしたままMacintosh
  92.             を起動することで実行できます。
  93.  
  94. ■付属マクロ
  95. 「ComNifty」用の「addin_」マクロが6種類付属しています。それぞれ以下のサービスから最新ニュースを取得する
  96. ための「addin_」マクロです。インストールでは「addin_MNE」を用いて説明しましたが、代わりに別のマクロを用いる
  97. こともできます。基本的には「ComNifty」と同じ階層置くマクロは1つだけにしてください。
  98. 「addin_MNE」と「addin_MN150」以外のマクロを利用する時には、NNF NiftyNews Server 自身のカスタマイズが必要
  99. です。詳しくは■カスタマイズの6.をご覧ください。また、これらのマクロは各ニュースサービスの総合的なジャンル
  100. のニュースを取得するようになっています。<ホットニュース>や<本日のニュース>です。「政治」「経済」「スポー
  101. ツ」など特定のジャンルについてのニュースをご利用になる場合には、マクロをテキストエディタなどでニュース選択番
  102. 号を変更してください。マクロ言語の仕様については「ComNifty」のマニュアルを参照してください。
  103.  
  104.     addin_MNE     :  毎日新聞ヘッドラインニュース(30円/分)
  105.                       文字数の点ではNNF NiftyNews Headlinerに最も適したニュースサービスです。
  106.                       デフォルト設定の2時間周期でのアクセスで1日平均120円、月平均2400円となり、
  107.                       「毎日150文字新聞」と比べると少々高額です。
  108.                       デフォルトでは一番新しいヘッドラインニュースを取得するようになっています。
  109.                       1つのヘッドラインニュースには通常7〜15の記事が含まれています。
  110.     addin_MN150   :  毎日150文字新聞(500円/月)
  111.                       利用料金の点ではNNF NiftyNews Headlinerに最も適したニュースサービスです。
  112.                       このマクロ「addin_MN150」は自動的に利用設定を行うようにはなっていませんので、
  113.                       このニュースサービスを利用する場合には、予め利用設定をしておく必要があります。
  114.                       デフォルトでは<ホットニュース>から最新ニュースを10個取得するようになっています。
  115.     addin_MON    :  毎日新聞ニュース速報(20円/分)
  116.                       NNF NiftyNews Headlinerはデフォルトではこのニュースサービスに対応していません。
  117.                       このマクロを利用する場合には、■カスタマイズの6.をご覧ください。
  118.                       デフォルトでは<ニュース・Today>から最新ニュースを10個取得するようになっています。
  119.     addin_ASAHIW  :  朝日新聞ニュース速報(20円/分)
  120.                       NNF NiftyNews Headlinerはデフォルトではこのニュースサービスに対応していません。
  121.                       このマクロを利用する場合には、■カスタマイズの6.をご覧ください。
  122.                       デフォルトでは<本日のニュース>から最新ニュースを10個取得するようになっています。
  123.     addin_YOMIURIW:  読売新聞ニュース速報(20円/分)
  124.                       NNF NiftyNews Headlinerはデフォルトではこのニュースサービスに対応していません。
  125.                       このマクロを利用する場合には、■カスタマイズの6.をご覧ください。
  126.                       デフォルトでは<総合ファイル>から最新ニュースを10個取得するようになっています。
  127.     addin_CHEAD   :  中日新聞ヘッドラインニュース(30円/分)
  128.                       NNF NiftyNews Headlinerはデフォルトではこのニュースサービスに対応していませんが、
  129.            毎日新聞ヘッドラインニュースと同じく文字数の点では最も適したニュースサービスです。
  130.                       このマクロを利用する場合には、■カスタマイズの6.をご覧ください。
  131.                       デフォルトでは一番新しいヘッドラインニュースを取得するようになっています。
  132.                       1つのヘッドラインニュースには通常9個の記事が含まれています。
  133.  
  134. 付属の「addin_」マクロはすべてNifty-Serveのメニューモードを前提としています。Nifty-Serveをエキスパートモード
  135. でご利用の場合には、エキスパートモードからメニューモードに切り替えるコマンドをマクロに追加してください。
  136.  
  137. ■動作説明
  138. まず、以降の説明で使用する用語について統一しておきます。
  139.  ニュース    :各ニュースサービスにおいて番号を指定して得られる最小のニュース単位をニュースと呼びます。
  140.  ニュースタイトル:ニュースの中の[番号 日時 タイトル]で構成される先頭行をニュースタイトルと呼びます。
  141.  記事      :事柄についての記述を単位を記事と呼びます。1つのニュースに複数の記事が含まれることもあり
  142.           ますし、1つのニュースが1つの記事で構成され、記事=ニュースの場合もあります。
  143.  記事タイトル  :記事の先頭にあるタイトルを記事タイトルと呼びます。記事によっては記事タイトルを持たない、
  144.           即ち、記事タイトル=記事である場合もあります。
  145.  見出し部分   :記事タイトルを含む記事を切り出してNNFに送る文字列としたものを見出し部分と呼んでいます。
  146.  
  147. NNF NiftyNews Server は2.5分周期で新しいニュースログファイルがあるかどうかを調べて、あればその見出し部分を
  148. ネットワーク上で動作している NNF にメッセージとして送ります。但し、NNF NiftyNews Server 自身が動作しているサーバーマシン上で NNF が動作していてもこれには送られません。複数の記事を見つけても一度にNNFには送らず先頭か
  149. ら順に記事を1つだけ NNF に送ります。そして2.5分後に次の記事をまた1つだけ取り出して NNF に送るということを
  150. 繰り返します。最後まで送り終えたら、ニュースログファイルの名前の先頭に'_'を付加して、次に新しいニュースログ
  151. ファイルが入ってくるのを待ちます。そしてMacintoshがシステム終了する際に、'_'で始まるニュースログファイルを全
  152. て消去します。
  153. 新しいニュースログファイルが入って来たことを知る方法として、ニュースログファイルを含むフォルダの更新日時を監
  154. 視し、これが更新されたら新しいニュースログファイルが保存されたと判断して、'c・nif' で始まるテキストファイルを
  155. 探すようにしています。
  156.  
  157. ニュースログファイルから記事を切り出す方法について、簡単に説明しておきます。
  158. ニュースサービスによって得られるログから記事を切り出すには、Nifty-Serveへのコマンドやその応答、プロンプトだ
  159. けでなく、各ニュースサービスの提供者独自の記事フォーマットに注目する必要があります。NNF NiftyNews Headliner
  160. では記事が必ず特定の文字列で始まることを期待しています。また記事タイトルが必ずまた別の特定の文字列で終わるこ
  161. とを期待しています。そして「表示終了」か「続き (改行で次文書 E:終了)」か次の記事の始まりまでを1つの記事と
  162. して切り出します。デフォルトの設定である「毎日新聞ヘッドラインニュース」や「毎日150文字新聞」では
  163.   記事の始まりを示す文字列     : 「【」
  164.   記事タイトルの終わりを示す文字列 : 「】」
  165. となっています。これらの文字列はカスタマイズ可能ですので、ご利用になりたいニュースサービスに合わせてこれを
  166. 変更すれば、他のニュースサービスにも対応できます。詳しくは■カスタマイズの項をご覧ください。
  167.  
  168. NNF NiftyNews Serverは定期的に「ComNifty」を起動しますが、その「ComNifty」の場所を認識できない時には、
  169.     『NNF NiftyNews Server』が「ComNifty」を認識できません。担当者に連絡してください
  170. というメッセージを10分周期でネットワーク上で動作している適当な1つのNNFに送ります。NNF NiftyNews Serverに「ComNifty」をDrag & Dropしたときに認識音が1回しか鳴らない場合は、「NiftyNews.db」を認識できなかったことを
  171. 意味します。同様に「NiftyNews.db」の場所を認識できない時には、
  172.     『NNF NiftyNews Server』が「NiftyNews.db」を認識できません。担当者に連絡してください。
  173. というメッセージを10分周期でどれか1つのNNFに送ります。NNFに送ります。「NiftyNews.db」がDrag & Dropされ正
  174. しく認識できたときには認識音が1回鳴ります。(SimpleTextでこの書類をご覧の場合には、サウンドメニューで認識音
  175. を再生できます。)
  176.  
  177. オートパイロット設定ファイルはデフォルトでは「ComNifty」と同じ階層の「NiftyNews.db」ですが、Drag & Dropにより
  178. 別の場所にある異なった名前のファイルも指定できます。
  179.  
  180. 定期的にComNiftyを起動する動作は、新しいニュースログファイルの検出解析動作とは完全に独立しています。
  181. 2時間周期で、「ComNifty」を「NiftyNews.db」の設定で起動しているだけです。もし既にAppleScriptなどを利用して
  182. 「ComNifty」を定期的に動作させる環境をお持ちであれば、■インストールで説明した「ComNifty」のDrag & Drop は不
  183. 要です。ニュースログファイルが保存されることになっているフォルダにNNF NiftyNews Serverをおいて起動するだけで
  184. 構いません。この場合には10分毎に「......を認識できません。担当者に連絡してください」というメッセージを出し
  185. たくないでしょうから、この文字列をNNF NiftyNews Serverのリソースから削除してください。詳しくは■カスタマイズ
  186. の項で説明します。
  187.  
  188. ■動作ログ保存モード
  189. 起動時にCommandKeyを押しておくとNNF NiftyNews Server自身の動作ログをNNF NiftyNews Serverがあるディスクの一番
  190. 上の階層に「NNF NiftyNEWS Log」という名前で保存するモードになります。
  191.  
  192. NNF NiftyNews Server自身の動作ログは、NNF NiftyNews Serverがうまく動作しない場合や、「addin_」マクロを自作し
  193. たり、カスタマイズする場合に利用してください。NNF NiftyNews ServerはGUIを一切持たないFacelessですが、この
  194. 動作ログによりどのように動いているかを確認することができます。
  195.  
  196. 動作ログに記録されるメッセージには次のようなものがあります。
  197.  
  198. 1.ニュースログ処理に関するもの
  199.  
  200.   CG.LOGDIR:xxxxxxxxx                    ニュースログフォルダの内容が更新されました
  201.   GT.NEWLGF [Size:xxxx]                  新しいニュースログファイルからニュースログを読み込みました
  202.   NF.NEWLGF                              新しいニュースログファイルが見つかりません
  203.   SC.NXNEWS:xxxxxxxxx [Point:xxxx]       次のニュース記事を探しています
  204.   GT.NXNEWS [Length:xxxx]                次のニュース記事が見つかりました
  205.   NO.NEWSLG                              ニュースログはありません
  206.   EO.NEWSLG                              ニュースログは終わりです
  207.   MO.CMPLGF                              読み終えたニュースログファイルをマークしました
  208.   DL.OLDLGF                              読み終えたニュースログファイルを消去しました
  209.   DL.URDLGF                              読み終えていないニュースログファイルも消去しました
  210.   WT.CNTERM                              現在ComNiftyが起動中のため終了するまで待機しています
  211.   EX.SERVER                              NNF NiftyNews Serverが終了しました
  212.  
  213.   読み込んだニュースログからニュース記事を見つけられない場合には、その理由が次のメッセージで示されます
  214.  
  215.     NF.HEAD [Point:xxxx]                  記事の始まりを示す文字列が見つかりません
  216.     NF.FOOT [Point:xxxx]                  記事タイトルの終わりを示す文字列が見つかりません
  217.     NF.EXIT [Point:xxxx]                  ニュースの終わりを示す文字列が見つかりません
  218.     NF.KYWD                               キーワードが見つかりません
  219.  
  220. 2.ComNiftyの起動に関するもの
  221.  
  222.   LA.COMNIF                              ComNiftyを起動しました
  223.   NT.NOCNAP                              ComNiftyの場所がわからないことをNNFに通知しました
  224.   NT.NOCNAP                              NiftyNEWS.DBの場所がわからないことをNNFに通知しました
  225.  
  226. 3.致命的なエラーメッセージ
  227.  
  228.   #ER.RDFILE                             ニュースログファイルの読み込みに失敗しました
  229.   #ER.GETDIR                             ニュースログフォルダが見つけられません
  230.   #ER.DIRD&T                             ニュースログフォルダの更新日時の取得に失敗しました
  231.  
  232. 上記の説明で 'x' で記しているところは数字を表わします。その数字は各々以下の意味を持っています。
  233.  
  234.     xxxxxxxxx      :  ニュースログフォルダの更新時刻
  235.     [Size:xxxx]    :  ニュースログのデータサイズ
  236.     [Point:xxxx]   :  次のニュース記事の検索開始位置(−1はEOFの意味)
  237.     [Length:xxxx]  :  NNFに送られるニュース記事の文字数
  238.  
  239.  
  240. ■注意事項
  241. ・現在のバージョンのデフォルトでは、平成8年6月19日現在の毎日新聞社が提供している「毎日新聞ヘッドラインニ
  242.  ュース」と「毎日150文字新聞」の記事フォーマットにのみ対応しています。将来的に記事のフォーマットが変更された
  243.  場合や、他のニュースサービスを利用する場合にも、リソースのカスタマイズによりある程度対応可能と考えています
  244.  が、動作を保証するものではありません。
  245.  
  246. ■カスタマイズ
  247.         カスタマイズにはResEdit及びMacintoshのリソースファイルに対する知識が必要です。
  248.         不用意に変更を施すと、破壊されることがありますので十分注意して作業してください。
  249. 1.ニュースログファイル名の変更
  250.   NNF NiftyNews Server はデフォルトではニュースログファイルの名前は「c・nif」+「Date&Time」という形式である
  251.   としています。この「c・nif」という設定は次のリソースに収められています。
  252.       「c・nif」                    STR#    128        #1
  253.   ニュースログファイルの名前をデフォルトと異なった形式にしたい場合には、これを変更してください。
  254.   但し、「Date&Time」以外の設定をしている場合にはNNF NiftyNews Serverは正しく動作しません。
  255.  
  256. 2.メッセージ長の変更
  257.   NNF NiftyNews Server はデフォルトでは最新ニュースを最大半角文字で200文字以内に収めてNNFに送りますが、
  258.   リソース'NHLp'  ID=128 の Total Legnth の値を変更することでこの文字数を変えることができます。
  259.  64〜255の間で設定可能です。
  260.  
  261.  
  262.  
  263.  
  264.  
  265.  
  266.  
  267.  
  268.  
  269.  
  270.  
  271.  
  272.  
  273.  
  274. 3.起動周期の変更
  275.   NNF NiftyNews Server はデフォルトでは2時間周期で「ComNifty」を起動しますが、リソース'NHLp'  ID=128 の
  276.   Period の値を変更することでこの構成を変えることができます。単位は分です。60分以下には設定できません。
  277.  
  278. 4.読み終えたニュースログファイルの扱い
  279.   After Type は読み終えたニュースログファイルの扱いについて指定するものです。
  280.  
  281.       0  何もしない
  282.       1  ファイル名の先頭に'_'を付加して、読み終えたマークをする
  283.       2  1と同様に読み終えたマークをして、システム終了時にマークされたファイルをまとめて消去する
  284.       3  1と同様に読み終えたマークをするが、システム終了時にはマークに関係なくログファイルを全て消去する
  285.  
  286.   デフォルトでは3となっています。不特定なリスナーに対しニュースを配信することが前提ですので、ログファイル
  287.  自体はあまり重要ではなく、すべてを見ないうちに消去されると困ることはないと考えています。2に設定すると、
  288.  必ずすべてのニュースが配信されますが、逆に最後まで読み終わっていないログファイルは消去されませんので、次
  289.  回の起動時に同じニュースが流れてしまうことがあります。
  290.   ニュースログをサーバー側で整理してファイリングしているような場合には1に設定してください。
  291.   将来の予約として0がありますが、0には設定しないでください。
  292.  
  293. 5.「ComNifty」の定期的起動をしない場合
  294.   インストールの際に、「ComNifty」をDrag&Dropしないでおくと「ComNifty」の位置がわからず、定期的な起動は行いま
  295.   せん。この時、10分毎に「...を認識できません。担当者に連絡してください」というメッセージがどれか1台の
  296.  Macintoshに送られますが、これを出てこないようにするには、そのメッセージそのものをNNF NiftyNews Serverから削
  297.  除してください。これらのメッセージは以下のリソースにあります。
  298.         STR#    129        #1     :    『NNF NiftyNews Server』が「ComNifty」を認識できません。
  299.                             担当者に連絡してください
  300.         STR#    129        #2     :    『NNF NiftyNews Server』が「NiftyNews.db」を認識できません。
  301.                             担当者に連絡してください
  302.  
  303. 6.各種ニュースサービスへの対応
  304.   NNF NiftyNews Headliner がニュースログファイルから記事を切り出す方法については先に述べましたが、その際に
  305.  利用している文字列は以下のようにリソースとして保持しています。
  306.  
  307.  
  308.  
  309.  
  310.  
  311.  
  312.  
  313.  
  314.  
  315.  
  316.  
  317.  
  318.  
  319.  
  320.  
  321.  
  322.  
  323.  
  324.  
  325.  
  326.  
  327.  
  328.  
  329.         STR#    130        #1       :    記事の始まりを示す文字列           (デフォルトでは【)
  330.         STR#    130        #2       :    記事タイトルの終わりを示す文字列       (デフォルトでは】)
  331.         STR#    130        #3       :    ニュースの終わりを示す文字列
  332.         STR#    130        #4       :    ニュースの区切りを示す文字列
  333.         STR#    130        #5〜14   :    検索文字列                             (デフォルトでは無し)
  334.  
  335.   『検索文字列』とは見つかった記事の中に、指定した文字列を含むものだけをNNFに送って表示させるようにするもの
  336.   です。何も指定していない場合は、内容にかかわらず切り出した記事をすべてNNFに送ります。
  337.   「毎日新聞ヘッドラインニュース」では「【」と「】」の間にジャンルが記載されているので、特定のジャンルだけ表
  338.  示させることができます。「毎日150文字新聞」の場合には、特定のキーワードが含まれるニュース記事だけをピック
  339.  アップするのに利用できます。検索文字列は最大10個まで登録できます各々の検索文字列は半角文字で31文字以内
  340.  にしてください。
  341.  
  342.   さて、他のニュースサービスに対応するには上記の内、STR#    130        #1 と STR#    130        #2 をうまく選ぶ必要があります。
  343.  いくつか具体例を揚げて見ます。
  344.  
  345.   「朝日新聞ニュース速報」
  346.         STR#    130        #1     ->    「 ◇」       (半角スペースと◇)
  347.         STR#    130        #2     ->    「◇¥r¥r」    (◇と2つの改行コード)
  348.  
  349.   「毎日新聞ニュース速報」
  350.         STR#    130        #1     ->    「 <」       (半角スペースと<)
  351.         STR#    130        #2     ->    「¥r¥r 」    (2つの改行コードと全角スペース)
  352.  
  353.   「読売新聞ニュース速報」(ダイジェスト100 は除く)
  354.         STR#    130        #1     ->    「 ◆」       (半角スペースと◇)
  355.         STR#    130        #2     ->    「¥r¥r」     (◇と2つの改行コード)
  356.  
  357.   「中日新聞ヘッドラインニュース」
  358.         STR#    130        #1     ->    「¥r◆」      (改行コードと◆)
  359.         STR#    130        #2     ->    「◆¥r  」    (◆と改行コードと2つの半角スペース)
  360.  
  361.   「共同通信経済ニュース速報」
  362.         STR#    130        #1     ->    「 ◎」       (半角スペースと◎)
  363.         STR#    130        #2     ->    「¥r¥r 」    (2つの改行コードと全角スペース)
  364.  
  365.   「時事通信ニュース速報」(ダイジェスト は除く)
  366.         STR#    130        #1     ->    「 ◎」       (半角スペースと◎)
  367.         STR#    130        #2     ->    「¥r¥r」     (2つの改行コードと全角スペース)
  368.  
  369.  上記以外のニュースサービスにも記事フォーマットによっては対応可能です。ご利用になりたいニュースサービスの記
  370.  事フォーマットの特徴を調べて同様に変更してください。しかしながら、全てのニュースサービスに対応できるわけで
  371.  はないことはご了承ください。また、上記のカスタマイズ方法は、平成8年6月19日現在で有効ですが、将来的に
  372.  各社の記事フォーマットが変わらないという保証はありませんので、このカスタマイズも将来にわたって有効であると
  373.  はいえません。
  374.  
  375. -------------------------------------------------------------------------------------------------------------
  376.  
  377. *  「ComNifty」は山田 文雄氏により作成されたソフトウェアです。この優れたソフトウェアを公開し、快適な通信
  378.     環境を提供されている同氏に感謝いたします。
  379.  
  380. -------------------------------------------------------------------------------------------------------------
  381.  
  382. 【使用許諾】
  383.     ・  本ソフトウェアの著作権は株式会社サンコーセルが保持しています。
  384.     ・  本ソフトウェアの使用により直接的或いは間接的に生じた損害について弊社は一切の責任を負いません。
  385.  
  386. 【配布・転載】
  387. 本ソフトウェアはフリーウェアです。下記の条件のもとで自由に配布・転載することができます。
  388.     ・  本ソフトウェアを配布・転載する際には、Network NEWS Flash の最新版も一緒に配布・転載するか、
  389.         あるいはNetwork NEWS Flashの最新版の入手方法を記載すること。
  390.         (NNF NiftyNews Serverだけでは利用価値がないためです。転載しようとするBBS等のライブラリに
  391.           既にNetwork NEWS Flashの最新版が掲載されている場合は、当然その必要はありません。)
  392.     ・  株式会社サンコーセルの許可なくこのドキュメントを含む本ソフトウェアを一切修正・変更しないこと。
  393.         (個人的に使用する限りでは、許可なく変更・改造して使用しても構いません。)
  394.     ・  配布・転載の際には、事前あるいは事後に株式会社サンコーセルに電子メールで連絡すること。
  395.  
  396.             〠547  大阪市平野区加美東7-2-29
  397.                         株式会社サンコーセル
  398.                         E-Mail:PFF00715@niftyserve.or.jp
  399.  
  400. 【お問い合わせ】
  401. NNF NiftyNews Serverに関するご感想やバグレポートなどについては、上記の電子メールにて
  402.           担当:山田  亨
  403. まで、ご連絡ください。NNF NiftyNews Serverはフリーウェアのためご質問等に対する細やかなサポートができない
  404. 場合がありますことを予めご了承ください。よろしくお願いします。
  405.  
  406. -----------------------------------------------------------------------------------------------Rev1:960909---
  407.  
  408.